令和7年度事業計画
(安全・安心な街 「南林間」 を支えるために)
令和7年度は昭和100年、戦後80年目を迎え、南林間地区社協としましても昨年40周年を迎え
新たな第7次地域福祉活動計画期間(令和7年度から11年度の5か年)に入っております。
第7次計画を実施するにあたって、私たちはコロナ禍を通じ、生活が急に一変することを経験しま
した。日々の暮らしに困難や不安を持つことはいつ、どういったスピード感で自分事になるかわかりま
せん。ヒアリング調査などニーズ調査を行い「目を向けたい8つの問題」が明らかになりました。
その内容は、①孤独・孤立・無理解の問題、②一人暮らしになった時の不安と終活・死後の手続きの心配
③どの年齢層にも存在する買い物困難問題、④仕事と住まいの確保の問題、⑤「災害弱者」の被災・
避難、生活再建問題、⑥子供とその親などが抱える様々な困難の問題、⑦外国ルーツの人や外国人
の暮らしにくさの問題、⑧よりそい、共に成長できる支えあいの広がりの必要性、が課題であります。
課題解決に向けより多くの住民や団体との共有や共感が進み、取り組みの方向性を示すことが求め
られます。
南林間地区社協は昭和59年に設立され昨年40周年を迎えたわけでありますが、今まで、ふれあい
訪問事業や個別支援事業、ミニサロン事業、健康増進事業として「歩け歩け運動」「健康講座」、地域
イベントへの協力とネットワークづくりとして「南林間文化祭」「ふれあい広場」「体育祭」「みんなで文化祭」
等への支援と参加、助け合い事業として「共同募金」「愛の小箱」「愛の福祉バザー」「避難行動要支援者
の避難計画策定」等、情報発信、情報共有化として「社協だより」「ホームページ」の立ち上げ、個別支援
事業として「たすけあい協議会の発足」による支援体制の整備等多くの福祉活動を行ってまいりました。
令和7年度より新たな第7次地域福祉活動計画の実施にあたり市社協は11地区社協との情報の
共有化、連携を図るため、市社協より11地区にそれぞれ1名の地域支援担当を配置することにより、地区
社協の体制の強化を図るとのことであります。南林間地区社協としましても人員体制の強化を図るとともに
「8つの問題」についての検証を行うとともに、他地区の実施している様々な事業について情報収集を行い
取り入れられる事業について研究をしていきたいと考えております。
今年度も是非地域の皆様と福祉課題の解決に向け、情報を共有化しチームで解決に導くために
一致団結して取り組んでまいる所存でございますのでどうぞよろしくお願いいたします。