令和5年度事業計画

安全・安心な街「南林間」を支えるために

 令和4年度は新たにオミクロン株が猛威を振るい密集が想定される「愛の福祉バザー」やコミセンの人数制限、 飲食の制限等により総会やミニサロン等多くの事業を中止せざるを得ない状況となりました。そのような中で11月13日(日)には3年ぶりに「歩け歩け運動」を実施いたしました。106名の方々にご参加をいただき、秋晴れの中、中央公園から泉の森まで歩いて、広場でお弁当を食べ、くじ引きを行い、楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、10月1日・12月1日の共同募金につきましては南林間駅前に大勢の方々のご参加をいただき、多くの募金を集めることが出来、この場をお借りして厚く御礼を申し上げます。

 さて、来年9月には地区社協が40周年を迎えるにあたり、さらにきめのこまかいタイムリーな情報発信を行うとともに、コロナ禍において新たな事業として、オンライン事業に取り組むため、10月1日にホームページを立ち上げました。アドレスは「南林間地区社協」で検索できますので是非ご覧いただきたいと思います。

  令和3年度、災害対策基本法の改正で、要支援者の個別避難計画の作成が市町村の努力義務となりました。各自治会には8月末までに避難計画の策定をお願いしておりましたが、ご提出をしていただきました。まだまだ検討の余地があり、ぜひ地区ごとに自治会長を中心として民生委員、福祉部員、地区社協の三者が懇談会を開催し情報の共有化を図り、避難計画の精度を上げていただくようお願いいたします。

  令和5年度は新型コロナの感染症法上の取り扱いを5月8日より2類から5類(インフルエンザ並み)に変更すると発表されております。それに伴い、マスクの着用義務や、コミセンでの人数・飲食制限等が緩和されるようであります。今年度はぜひ計画された事業については実行してまいりたいと考えております。特に「歩け歩け運動」についてはスポレク大会との日程調整により、新緑の5月末に変更をする予定であります。また今年度新たにオンライン事業として9月の末に秋の紅葉シーズンに先駆け、コミセンにてオンライン紅葉狩りを実施したいと考えております。大勢の方々の参加を期待しております。

 たすけあい協議会には4月から12月のボランティア依頼件数は大幅に増加しております。ステイホームが強いられる中で、買い物代行や病院の付き添い、郵便局への付き添い等が主な増加要因であります。高齢者の引きこもり対策事業等新たな事業が必要であると考えております。是非皆様と知恵を出し合いながら地域福祉の向上に取り組んでいく所存でございます。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。

南林間地区社会福祉協議会会長    菊地 弘

計画項目

「避難行動要支援者援助体制」の充実(総務・広報部会)

各自治会、民児協と一体となり、定着化を推進する。本年は「援助者」の啓蒙と情報共有に向け注力する(各地区援助者懇談会推進)避難行動計画を作成する

「地域の善意」のお願い(総務・広報部会、事業部会)

「愛の小箱」協力店舗の拡大を図る

広報誌「みなみりんかん」による活動強化(総務・広報部会)

内容充実に向け一層の創意工夫と、各方面からの意見・情報を基に、強い広報活動の柱とする

大和市南林間地区たすけあい活動(総務・広報部会、事業部会)

「大和市南林間地区たすけあい協議会(☎046-206-5310)」のさらなる拡大に向けて連携する

「歩け歩け運動」の推進(事業部会)

地域の人と共に歩くことの楽しさを、より多くの人に体験して頂けるよう、内容充実と啓蒙をはかる

「福祉体験」機会づくりの積極実施(事業部会)

「ふれあい広場」「連合会防災訓練」での「車椅子体験講座」等により、地域共助意識の向上に寄与する

バザー(事業部会)

自治会・民児協・等との共催の輪を一層広げ拡大実施する。

「ふれあい訪問」事業の強化(ふれあい訪問部会)

独居高齢者の見守り・激励をさらに徹底して推進する。特に対象者漏れの無いよう、地域の見直しも行う。

「ミニサロン」事業の充実と拡大(ふれあい訪問部会)

拡大されたミニサロンを活用し、高齢者の寝たきりや引きこもり防止を積極的に推進する

「悠楽会」(東南自治会館)/「西南サロン」(「ほの里南林間」内)/「西北サロン」(西北自治会館)/「南北サロン」(南北合同自治会館)

「ひまわりサロン」応援の継続(ふれあい訪問部会)

市社協に協力し、ミニサロンとの連携により、高齢者の支援を推進する

「ボランティア強化」に向けて体制づくり(ふれあい訪問部会)

各サロンの増強に伴い、ボランティアの質量強化が必要であり、昨年度に続き体制強化に取り組む